講師のスキルが学習に多大な影響を与える

プログラミングスクールで説明を聞くとよくこう言われます。

「現役エンジニアが教えてくれるから安心です!」

「そうなんですね!それなら安心かも!」

いやいやちょっと待ってください。

現役エンジニアが講師って聞くと確かにいろいろ教えてくれそうで安心感はあります。

実は「現役エンジニア」ってのは、まったくもって当てになりません!

僕からすれば、「現役エンジニアが教えてくれる」って不安しかなんですよ。 

なぜなら、エンジニアはコミュニケーションが苦手な人が多いし、効率性を重視しすぎて機械的な人も多いからです。

フリーランスエンジニアとしていろんな企業で働き、講師として活動してきた僕だから分かります。

講師で重要なのは、エンジニアとしての技術・生産性ではなくあなたに教えるスキルです!

 

教えるのが上手かどうかが基準

すごい技術力を持っているエンジニア、すごく仕事ができて職場では頼りにされているエンジニア。

そういった方々はたくさんいます。

しかし、だからといって

あなたがプログラミングできるように上手に教えてくれるとは限らない

ということを知っておく必要があります。

それはなぜかと言いますと、業界も違えば、仕事に必要なスキルや知識が全然違うからです。(どっちかというとスクールは教育業界、エンジニアはIT業界に該当します)

究極の話ですが、たとえプログラミングができない講師でもあなたがプログラミングできるように教えられるなら、その人が担当講師になった方がいいのです。

これは極論過ぎるかもしれませんが、エンジニアとしての技術力や生産性よりも、教える上手さを重視した方がいいのは間違いありません。

エンジニアは、実務では基本的に自分で問題解決することを求められます。

自身で問題解決できても、他の人が問題解決できるように育てることはできないんですよね。

なせなら自身で問題解決するということは、自分さえ物事を理解できていれば問題ないからです。

新人や未経験の人にわかりやすく説明できるように練習しているエンジニアなんてほとんど見たことないです。

自分がどうやって理解したか、どうやって技術を身につけたかという過程を上手に言語化できる人は稀です。

仕事でシステムに関する資料を作ることはありますが「他のエンジニア向け」の資料がほとんどです。

つまり、ほとんどのエンジニアは、プログラミング未経験の人たちでも理解できるように、わかりやすく説明するスキルを最初から持ち合わせてはいないということです。

エンジニア経験よりも教育業界での経験や講師経験を重視した方がいいでしょう。

でも講師って選べないよね?

確かにおっしゃる通りです。

スクールを受講する側から講師を選ぶことは難しいでしょう。

ただ、希望をいうことはできます。

  • 「ガンガン追い込んでくるタイプは嫌です」
  • 「人間味がない人は嫌です」
  • 「短気で怒る人は嫌です」

などなど、あなたが担当してほしい講師像を伝えることはできます。

必ず伝えましょう!

「そんなの伝えて意味あるんですか?」と言われそうですね。

あります。

優秀な講師なら、人によって教え方や学習の進め方を調整して変えることができるからです。

 

優秀な講師が多いスクールの特徴

講師を選ぶことはまずできないでしょう。

たとえ選べたところで、本当にわかりやすく教えてくれる優秀な講師かどうかは実際に始まってみないとわかりません。

そのため、優秀な講師が多いスクールをできるかぎり選ぶ必要があります。

優秀な講師が多いスクールの特徴は

  • 講師の教育制度がある
  • 優秀な講師しか雇っていない

の2つです。

スクールは受講生が増えるにつれて、講師の数も増やさないといけません。

しかしプログラミング講師は、今のところ、絶対数が少ないうえにスキルも未熟な人が多いです。

そのため、講師を1から教育する制度があるかどうかは重要です。

また、人数はなかなか増えないですが、採用試験を厳しくして優秀な講師の採用だけ行っているのは意識の高いスクールです。

通常のWebページからだとわからないので、講師用のページを閲覧してみてどのような制度があるかを一読しておくといいでしょう。